こんちわ、KIYOです。
さて、
今日のテーマは
「寄り添う」ってなんだろうね
ってコトで
「寄り添いたい」って
よく言うじゃないですか。
「かつての自分と同じ悩みを持つ人に寄り添いたい」
「寄り添うことを大切にしています」
「気持ちに寄り添った丁寧なカウンセリングをします」
的な。
で、思うんですよ。
結局「寄り添う」って
どういうことなのか?
例えば
ニキビ肌専門の
エステサロンがあったとして
広告にこんな風に書いてあるとします。
私も長年ニキビに悩みました。
だからこそ気持ちが分かるので
一人でも多くのお悩みに寄り添いたいと思います。
ニキビ肌で悩む人を
一人でも減らすことが私の使命です。
いいですか?
コレと比較してほしいのが
思春期から悩み続けたニキビ。
試着室でどんなにおしゃれな服を身に纏っても
美容院でどんなに素敵な髪型に仕上げてもらっても
鏡に映る自分の顔を直視できない。
そんなコンプレックスを抱え続けたあなたでも
自信を持って鏡に向き合える日が来る
そんな未来を一緒に叶えませんか?
分かるかな?
結局、寄り添ってんのは
どっちなの問題(・∀・)
コレ別に
後者が絶対正解って言いたいんじゃなくて
「寄り添いたい」と
言ってるうちは寄り添えてない
って話です。
「起業したい」と
一緒かなwww
「寄り添う」ってね
簡単に使う言葉だけど
ほんとに難しい。
自分の経験を語れることは
強みになるのは事実です。
しかし、実体験ベースだと
想いが強すぎるあまりに
自分の過去の経験ばっかになったり
「使命」とか語ってしまったりして
自分を主人公にしちゃうんだけど
お客様にとっての主人公は
お客様なのです。
ここで、大人気保育士の
てぃ先生の話をします。
彼って
独身で男性の保育士だけど
ママたちから大人気。
大阪の阪急百貨店で
トークライブやってた時なんて
阪急百貨店の入場規制かかるくらい
えらい騒ぎでした。
従来の
ママの気持ちに寄り添えるのは
経験者の先輩ママ♡
みたいな子育て観を
見事にひっくり返してくれたワケです。
てぃ先生に人気があるのは
実体験があるからでもなく
使命を語ったからでもなく
親目線の苦労を語れた
っていうところが大きいと
私は一人の母として解釈しています。
「ママの気持ちに寄り添いたいんです!」
って言ってるだけだったり
保育士目線でのアドバイスしかしなかったら
ここまで支持されなかったんじゃないかな?
寄り添うっていうのは
経験があるから出来るわけでも
使命があるから出来るわけでもない。
難しいよね^_^;
「なんとなく優しい風」
だったら良いってもんでもないし。
一見、厳しそうに思えて
めちゃくちゃ寄り添ってくれる人も居る。
いずれにせよ
自分を主人公にするのか
お客様を主人公にするのか
が
大きな違いかな。
どんなに
自分と同じ悩みの人を
ターゲットに設定しても
自分と同じ人なんて
居ないですからね。
こういう
当たり前に使っている言葉について
深堀りしていくのも
競合と差をつける為の
地味なトレーニングです。
言語化って
地味だよねぇ〜( ゚∀゚)
[[name2]]さんなりの
「寄り添う」
こうかな?と
思うところがあれば
教えてください。
では、また。
2023年6月11日配信メルマガのリライト記事です。
Comments